公開日時: 2024.02.29
更新日時: 2024.02.14
ストレッチにはさまざまなメリットがあり、身体の健康維持や運動パフォーマンスの向上に寄与します。
⚫︎柔軟性の向上
ストレッチを行うことで筋肉や関節の柔軟性が向上し、適切な範囲での動きが可能になります。
柔軟性が向上することで、怪我のリスクが低減します。
⚫︎運動パフォーマンスの向上
ストレッチは筋肉の伸縮性を改善し、運動時の動きがスムーズになります。
これにより、運動パフォーマンスが向上し、効果的な動きが可能になります。
⚫︎姿勢の改善
ストレッチは筋肉や関節の緊張を和らげ、正しい姿勢を保つのに役立ちます。
定期的なストレッチは、悪い姿勢による身体の不調を軽減する助けになります。
⚫︎筋肉の血行促進
ストレッチにより筋肉が伸びると、その周囲の血液流通が良くなります。
これにより酸素や栄養が筋肉に効率的に供給され、代謝が促進されます。
⚫︎ストレスの軽減
ストレッチは緊張を解放し、筋肉や神経系のリラックスを促進します。
これにより、ストレスの軽減や心身のリフレッシュが期待できます。
⚫︎疲労回復の促進
運動後のストレッチは筋肉の疲労回復を助けます。
特に静的ストレッチは、筋肉を緩め、血液や酸素の流れを改善し、疲れた筋肉をリフレッシュします。
⚫︎関節の動きの向上
ストレッチは関節の可動域を広げ、滑らかな動きを促進します。
これにより、日常生活やスポーツなどでの動きがより自由になります。
⚫︎筋肉のバランスの維持
均等に伸ばすことで、筋肉のバランスが維持されます。
特定の筋群だけを鍛えることなく、全体的な筋力バランスを促進できます。
これらのメリットは、定期的かつ適切なストレッチを取り入れることで得られます。
ただし、急激なストレッチや過度な力を入れることは怪我の原因となる可能性があるため、注意が必要です。
個々の体調や目標に合わせたストレッチを行うことが重要です。
以下は、異なる部位ごとの基本的なストレッチ方法です。
これらのストレッチは、各部位の柔軟性を向上させ、筋肉や関節を緩和させるのに役立ちます。
ただし、各人の体調やフィットネスレベルに合わせて行うことが重要です。
また、痛みが生じた場合は無理せず、柔軟性を徐々に向上させるよう心がけましょう。
〈上半身〉
・ネックストレッチ
立位または座位で、右耳を右肩に寄せる。
左手を頭の上に持っていき、軽く引っ張ります。
反対側も同様に行います。
・ショルダーストレッチ
右手を背中で上に伸ばし、右肘を左手で押す。
反対側も同様に行います。
・トライセップスストレッチ
右手を上に伸ばし、右手を背中に向けて左手で押し、右肘を軽く引っ張ります。
反対側も同様に行います。
上半身・背中
・背中と腰のストレッチ(キャット・カウ)
四つん這いになり、背中を丸めるように曲げ、頭を下げます。
次に背中を反らせ、頭を上げます。
・背中と肩の伸展
右手を前に伸ばし、左手で右手首を持って引っ張ります。
反対側も同様に行います。
〈下半身〉
・ヒップフレックスストレッチ
座位で床に座り、右足を曲げて左足の膝に乗せます。
右膝を外側に押し、ヒップの内側をストレッチします。
・ハムストリングストレッチ
座位で片脚を伸ばし、もう一方の脚を内側に曲げます。
伸ばした脚のつま先に手をかけ、背中を伸ばしながら前屈します。
・カーフストレッチ
立位で、壁や柱に手をつき、右足を前に出し、左足を後ろに伸ばします。
右足のかかとが床につくようにして、左足のカーフを伸ばします。
これらのストレッチを行う際には、各ストレッチを15~30秒間保持し、ゆっくりと呼吸を整えながら行うと良いでしょう。
部位ごとに柔軟性を向上させるために、定期的なストレッチを取り入れることが重要です。
ストレッチにおいても、無理な動作や不適切な方法で行うとむしろ怪我の原因となりかねません。
以下は、一般的に避けるべきストレッチの例です。
×バウンシングストレッチ
身体を弾ませながらストレッチを行うことは、筋肉や関節に無理な負担をかける可能性があります。
安定したポジションで静かにストレッチを行いましょう。
×無理な屈伸
関節を無理に曲げたり伸ばしたりするストレッチは避けるべきです。
特に膝や肘などの関節に対して無理な力をかけないようにしましょう。
×痛みを伴うストレッチ
ストレッチは気持ちのいい緊張感や引っ張り感がある程度までが良いですが、痛みを感じるようなストレッチは控えるべきです。
痛みがある場合は、それは筋肉や関節に負担がかかっている可能性があります。
×冷えた状態での深部ストレッチ
冷えた筋肉や関節に対して深部のストレッチを行うと、怪我のリスクが高まります。
事前に軽い有酸素運動やウォームアップを行い、体温を上げてから深部のストレッチを行いましょう。
×無理な首のストレッチ
急激な首の回し過ぎや無理な首の前屈などは、首に負担をかけ、けがの原因になります。
優しく動かし、ストレッチを行う際は慎重に行いましょう。
×逆に力をかけるストレッチ
体の柔軟性は徐々に向上させるものであり、急激な力をかけてストレッチを進めることは避けましょう。
無理に筋肉を引っ張ると、逆に筋肉や関節に損傷を与えることがあります。
上記のようなポイントに気を付けながら、自分の体調や柔軟性に合った範囲でストレッチを行うことが大切です。
また、特に怪我や病気がある場合には、専門家や医師のアドバイスを受けることもお勧めです。
どのようなストレッチを行えばいいかわからないという方は
天使の呼吸までご相談ください。
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