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ガチガチに凝り固まった体ではダイエットできない?

公開日時: 2024.05.18

更新日時: 2024.05.18

筋肉が緊張していると痩せにくい

筋肉が緊張していると痩せにくい理由には、代謝の低下、ホルモンバランスの乱れ、運動パフォーマンスの低下が関係しています。
これらの要因が複合的に作用し、ダイエットの障害となるのです。

まず、筋肉が緊張している状態では血流が妨げられ、酸素や栄養素の供給が滞ります。
これにより、筋肉細胞の代謝が低下し、エネルギー消費が減少します。結果として、脂肪の燃焼が効率よく行われず、痩せにくくなります。
代謝が低下することで、基礎代謝量も減少し、日常生活におけるカロリー消費も少なくなります。

次に、筋肉の緊張はストレスホルモンであるコルチゾールの分泌を促進します。
コルチゾールは体に脂肪を蓄積させやすくするホルモンであり、特に腹部に脂肪が付きやすくなります。
長期的な筋肉の緊張は慢性的なストレス状態を引き起こし、コルチゾールの慢性的な分泌は、痩せにくい体質を作り上げてしまいます。

また、筋肉が緊張していると、運動時のパフォーマンスが低下します。
筋肉が硬直していると可動域が制限され、効果的な運動が難しくなります。
これにより、カロリー消費が減り、運動の効果が十分に得られません。

さらに、運動中に痛みや不快感を感じやすくなり、継続的な運動が困難になったり
筋肉の緊張は睡眠の質にも影響を及ぼします。

質の良い睡眠は、体の修復や代謝の調節に重要であり、睡眠不足はホルモンバランスを乱し、食欲を増進させるホルモンであるグレリンの分泌を増加させま
これが過食を誘発し、痩せにくくなる原因となります。

総じて、筋肉の緊張は代謝の低下、ホルモンバランスの乱れ、運動パフォーマンスの低下、睡眠障害など、多角的に痩せにくい状態を引き起こします。
健康的なダイエットを成功させるためには、筋肉の緊張を緩和し、リラックスした状態を維持することが重要です。

なぜ筋肉の緊張が起こるのか

(1)ストレスと心理的要因
精神的なストレスや不安は、自律神経系に影響を与え、筋肉の緊張を引き起こします。
ストレスがかかると、体は「戦うか逃げるか」反応を示し、筋肉が緊張して準備状態になります。
この状態が長引くと、筋肉が持続的に緊張し、疲労や痛みを引き起こします。

(2)身体的負担と過度な使用
長時間の同じ姿勢や反復的な動作は、特定の筋肉群に過剰な負担をかけます。
例えば、デスクワークでの長時間の座位や、重い荷物を持つ仕事などが原因です。
これにより、筋肉が疲労し、緊張状態が続くことになります。

(3)運動不足
適度な運動が不足すると、筋肉が弱くなり、緊張しやすくなります。
筋力が低下すると、日常的な動作でも筋肉に過度な負担がかかりやすくなり、これが緊張の原因となります。

(4)姿勢の悪さ
悪い姿勢は、筋肉に不均等な負担をかけ、特定の筋肉が過度に緊張する原因となります。
例えば、猫背や前かがみの姿勢は、首や肩の筋肉を緊張させます。

(5)栄養不足と脱水
筋肉の正常な機能には、十分な栄養素と水分が必要です。
マグネシウムやカルシウムなどのミネラル不足や、脱水状態になると、筋肉が痙攣や緊張を起こしやすくなります。

(6)冷え
冷えによって筋肉が硬直し、緊張しやすくなります。
寒い環境や冷たい風に長時間さらされると、体が熱を逃がさないように筋肉を収縮させるため、緊張が起こります。

(7)睡眠不足
睡眠不足は、体全体の回復を妨げ、筋肉の緊張を引き起こします。
深い睡眠が取れないと、筋肉の疲労が回復せず、緊張が蓄積します。

ダイエットに効果的なストレッチ

ダイエットに効果的なストレッチは、筋肉の柔軟性を高め、血行を促進し、代謝を向上させるため、脂肪燃焼や体重管理に役立ちます。
以下は、ダイエットに効果的なストレッチの例です。

キャットカウストレッチ
キャットカウストレッチは、背骨を柔軟にし、コアの筋肉を強化します。

キャットポーズ:四つん這いになり、息を吐きながら背中を丸め、頭を下げます。
カウポーズ:息を吸いながら背中を反らせ、頭を上げます。

これを10回繰り返します。

ハムストリングストレッチ
ハムストリングストレッチは、太ももの裏側の筋肉を伸ばし、血流を改善します。
床に座り、片足を前に伸ばし、もう片方の足を膝に曲げます。前に伸ばした足のつま先に向かって体を倒し、手でつま先を触ります。
30秒間保持し、反対側も同様に行います。

ヒップフレクサーストレッチ
ヒップフレクサーストレッチは、腰と太ももの前面を伸ばします。
片膝を立て、もう片方の膝を床に置きます。
前に出した膝を90度に曲げ、後ろの足を後方に引きます。
体を前方に押し出し、30秒間保持し、反対側も同様に行います。

脇腹ストレッチ
脇腹ストレッチは、ウエスト周りの筋肉を伸ばし、脂肪燃焼を促します。
足を肩幅に開いて立ち、片手を頭の上に伸ばし、もう片方の手を腰に置きます。
体を伸ばした手の方向に倒し、30秒間保持します。反対側も同様に行います。

お尻のストレッチピジョンポーズ)〉
お尻のストレッチは、臀部の筋肉を伸ばし、腰の緊張を緩和します。
マットの上で四つん這いになり、片膝を前に曲げて床に置きます。
もう片方の足を後ろに伸ばします。
上半身を前に倒し、30秒間保持し、反対側も同様に行います。

まとめ

上記のようなストレッチを日常的に取り入れることで、筋肉の緊張を緩和し、柔軟性を高めることができます。
また、ストレッチ後に適度な運動を行うことで、代謝が促進され、ダイエット効果がさらに高まります。

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